令和7年春の褒章 総料理長 河村正英が
『黄綬褒章を受章』しました
日本料理に40年以上携わり腕を磨き続けた奈良県日本料理技能士会会長、河村正英氏(62)が、
令和7年春の褒章にて黄綬褒章を受賞されました
黄綬褒章とは「第一線で業務に精励し、他の模範となるような技術や事績を有している人を対象」としています。
40数年にわたる料理人としての真摯な姿勢と、その卓越した技能が評価され黄綬褒章の受章に至りました。
2021年度の「現代の名工」選出に続いての栄誉となります。
総料理長からのご挨拶

幼い頃から和菓子職人である父親の背中を見て物作りに興味を持ちました。
ジャンルを問わず物作りが好きで、高校卒業後、父親の知人の紹介で大阪南にある料亭に弟子入りし、厳しい下積みを経て数々のお店で修行を積み、奈良市の天平倶楽部の料理人として入社し、腕が認められ総料理長に。
他店ではやっていない料理をしたく、お客様に喜んでもらうためオリジナルメニュー作りに励みました。
奈良で食を盛り上げたいとの思いで県産の食材を取り入れることを意識し工夫をしてきました。
今現在、県日本料理技能士会の会長として技術指導や講習会を通じて後進育成に努めています。
また子どもの頃から料理に興味を持ってもらいたいと思い、県内の小中学生に日本料理の歴史を教えるほか、積極的に料理教室を行うなどして日本料理の魅力を広めていきます。
受賞歴
平成22年度 奈良県知事表彰(奈良の名工)
平成25年度 第27回全国技能グランプリ 日本料理部門 第2位
平成29年度 調理師関係厚生労働大臣 表彰
平成30年度 日本調理師会会長 表彰
平成30年度 (一財)日本食生活文化財団 食生活文化賞
令和3年度 卓越技能表彰(現代の名工)
令和7年度 春の黄綬褒章 受賞
この受賞を記念し「河村正英総料理長監修」特別コースを9月〜ご準備いたします
受章記念特別メニューを堪能できる特別な期間。8月になりましたらご案内させていただきます。

開催場所は、奈良市西の京にある「倭膳たまゆら店」